あけましておめでとうございます。
2021年、早稲田大学体育会水泳部水球部門、
女子主将を務めさせていただくことになりました、水球3年の塗師です。
新チームは11月中旬より始動しておりましたが、改めまして、チームの目標とスローガンをご報告させて頂きます。
【目標】
学生リーグ:次の試合につながる挑戦の場にする
日本学生選手権:決勝進出
日本選手権:初戦突破→メダル獲得
【スローガン】
「克己心」
欲望や邪念を制し、甘えることなく目標に向かって邁進する。
結果も過程も全て大事にしたいからこそ妥協できない、そのような強い気持ちから、このスローガンを設定いたしました。
(修行僧のようなスローガンではありますが、水球という競技を楽しむことも忘れず、早稲田の魅力を存分に発揮できるようなチームづくりに励みます。)
昨年は新型コロナウイルスの影響で、約3カ月間の活動自粛やシーズン中の対外練習の禁止など、さまざまな活動制限を受けました。
一時は試合の開催すらも危ぶまれ、モチベーションの維持に苦慮していた選手も少なくなかったかと思います。
その難しい状況の中、菅野瑛生主将を中心に試行錯誤しながら、お互いに励まし合い、前を向いて練習に取り組んで参りました。
しかし、日本学生選手権は、チームの持ち味を発揮できないまま大差で初戦敗退という、悔やんでも悔やみきれない結果に終わりました。
2020年は、練習状況だけではなく、試合結果も思い描いていたものとは大きく異なりましたが、
当たり前の日常の尊さを知り、逆境に立ち向かう力を鍛えられたという点において、非常に価値のある経験ができたと思っております。
この経験は必ず、今後のチームづくりに役立てていきます。
また、日本選手権後の引き継ぎの際に、監督・コーチをはじめ部員やOGの方々にはお話させていただいたのですが、個人的な抱負も簡単に述べさせていただきます。
女子主将としての抱負は、
今までお世話になってきた先輩方の想いを引き継ぎつつ、結果も残せるチームをつくることです。
私が1年生の頃の4年生である、松岡さんと小泉さんがつくってくださった、
下級生からの意見も積極的に取り入れる文化、
その次の代として、いつも明るく引っ張ってくださった百田さんの、
全員で水球を楽しもうとする姿勢、
さらに異例の状況下で悩みながらチームをまとめてくださった、菅野さん土屋さん武蔵さんの、
苦しい状況下でも試行錯誤して活動し続ける強さ。
(まとめますと…。)
①一人一人が主体性を発揮できる環境
②競技に対する高いモチベーション
③プレーや部の運営における思考力
全ての要素を大切に、より強化して練習に励むことで、同期の榎本をはじめ、頼れる後輩たちと共に勝てるチームをつくっていきたいと思います。
目標達成に向けてチーム一丸となって精進して参りますので、2021年の早稲田水球、女子チームも宜しくお願いいたします。
最後になりましたが、監督、コーチ陣、保護者の方々、OB、OGの皆様の支えにより、日々充実した活動ができておりますこと、この場を借りて深く感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご指導、ご声援のほど、宜しくお願いいたします。
女子主将 塗師 葵